エニーペウス

エニーペウス古希: Ἐνιπεύς, Enipeus)は、ギリシア神話である。長母音を省略してエニペウスとも表記される。大洋神オーケアノステーテュースの息子の1人で、テッサリアー地方のエニーペウス川(現在のエニペアス川)の河神である。エニーペウス川はプティーアーを流れてヒストリアエオティス(英語版)ペーネイオス川に合流する。神話によるとエニーペウスはサルモーネウスの娘テューローから熱烈に恋されたが、海神ポセイドーンはエニーペウスに化けてテューローを抱き、双生児ペリアースとネーレウスを生んだ[1]

脚注

  1. ^ アポロドーロス、1巻9・8。

参考文献

神々
オリュンポス神
オリュンポス
十二神
下位神
ティーターン
ティーターン
十二神
後裔の神々
原初の神々
海洋の神々
河川の神々
ポタモイ
冥界の神々
クトニオス
その他の神々
ニュンペー
オーケアニス
ネーレーイス
ナーイアス
プレイアス
ヘスペリス
その他
怪物
英雄
出来事
アイテム
神殿
原典
芸術
関連項目
  • ポータル 神話伝承
  • カテゴリ カテゴリ